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2024年12月10日火曜日
ホームトレンド「まるで聖母マリアのよう」米刑務所で起きた「非接触妊娠」の真相、男女受刑者が仕掛けた前代未聞の命がけ作戦とは

「まるで聖母マリアのよう」米刑務所で起きた「非接触妊娠」の真相、男女受刑者が仕掛けた前代未聞の命がけ作戦とは

フロリダ州マイアミ・デイド郡

刑務所で服役中に妊娠…

父親は別階の受刑者

引用:マイアミ・デイド校正所
引用:マイアミ・デイド校正所

米フロリダ州マイアミ・デイド郡にあるターナー・ギルフォード・ナイト刑務所で服役中の男女受刑者が、身体的な接触なしに子どもを妊娠・出産した事件が明らかになり、衝撃が広がっている。

21日(現地時間)、海外メディア「インディペンデント」の報道によると、デイジー・リンク(29)は2022年から刑務所内の独房に収監されており、約2年間外部との接触がなかった。しかし、彼女は今年6月に娘を出産した。驚くべきことに、赤ちゃんの父親は同じ刑務所内の別階に収監されていたジョアン・デパズ(24)であることが判明した。

2人は直接会ったことはなく、刑務所の換気口を通じて会話を交わし関係を築いたと主張している。リンクは「孤立した環境で会話を重ねるうちに、互いに特別な感情を抱くようになった」と説明した。デパズは「子どもが欲しかった。誰かと一緒になるなら、リンクとが良かった」と述べ、リンクに子どもを授かる方法を提案した。

2人は換気口を通じて、ベッドシーツで作ったロープとビニール袋を使って、デパズの精液をリンクに渡した。リンクは簡易な道具を用いてそれを自身の体内に注入し、妊娠に成功。

娘は今年6月に誕生し、現在はデパズの母親が養育しているという。リンクは娘を「奇跡の子」と呼び、デパズは「まるで聖母マリアのようだ」と語った。

マイアミの不妊治療センターの専門家は「性交渉なしでの妊娠は非常に稀で、可能性は5%未満だが、理論上は可能」と説明した。刑務所側は2人の主張を調査し、DNA検査を通してデパズが実の父親であることを確認した。現在、デパズは別の刑務所に移送されている。マイアミ校正当局はこの件について内部調査を進めており、関係者の過失の有無を含め徹底した真相究明に乗り出す方針を明らかにした。

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