「目が白く光ってる…これ何?」…1歳の赤ちゃんの瞳に異変、「癌」発覚

6歳以下の子どもに多く見られる「網膜芽細胞腫」

引用:SNS
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写真を撮るたびに瞳が白く光っていた1歳の赤ちゃんが「網膜芽細胞腫」と診断されたエピソードが明らかになった。

最近、イギリスのメディア『ミラー』は、シェイン・スティーブンソンさん(35)とローリー・ギャラガーさん(30)夫妻が、息子クーパーくん(1)の癌を偶然発見した経緯について報じた。昨年12月、夫妻はクーパーくんの目の一部が白く光ってることに気付いた。特に暗い場所でフラッシュを焚いて撮影すると、白い光が一層際立ったという。

シェインさんは「調べてみたところ、フラッシュをたいて写真を撮り確認してみるといい、というアドバイスがあった」とし「実際に撮ってみたところ光っているのがはっきりと分かり、その週末は不安な気持ちでいっぱいだった」と語った。その後、夫妻はクーパーくんを病院に連れて行き、超音波など各種検査を受けた結果、クーパーくんの眼の奥に癌が見つかったという。

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クーパーくんは網膜芽細胞腫(retinoblastoma)と診断された。この病気は6歳以下の子どもに多く発症するといわれている。シェインさんは「診断された時は、言葉にできないほど胸が痛んだ」と語った。クーパーくんはすぐに抗がん剤治療やレーザー治療を受け、本格的な闘病を始めた。

シェインさんは治療経過について「まちまちだ」と述べ「3回目の治療までは効果が見られたが、4回目にはほとんど反応がなかった」と述べた。さらに、治療後にはステロイド薬による副作用も見られたという。クーパーくんは現在も治療を継続しており、シェインさんは「最近の検査では、腫瘍自体は小さくなったように見えたが、腫瘍細胞の数が増えていると言われた」と説明した。

瞳が白く光る場合、網膜芽細胞腫を疑うべき?原因は?

前述のケースのように、瞳孔が白く反射する場合は「網膜芽細胞腫」を疑ってみる必要があるという。網膜芽細胞腫は小児期に稀に発生する病気だが、眼にできる癌の中では比較的よく見られる方である。韓国では約2万人に1人の割合で発生し、患者の約80%は3歳以下であると報告されているという。

原因としては、第13番染色体に本来備わっている腫瘍抑制遺伝子の欠損などが関係していると考えられる。眼は、胎児が子宮内で発育する際に最も早く形成される器官だ。成長の初期段階で、眼には網膜芽細胞という細胞が存在しており、この細胞は非常に速く成長を遂げながら成熟した網膜細胞へと発達し、光を感知する役割を担う。しかし、染色体の異常などによって網膜芽細胞が未熟なまま残り、制御不能に増殖すると腫瘍になる可能性があるという。

網膜芽細胞腫、症状と治療法は?

網膜芽細胞腫を発症した乳児は、瞳が光る現象の他にも、眼球の痛み、視力の低下、斜視などを経験することがある。また、眼球の突出、眼の炎症、虹彩の色の変化といった症状が現れる場合もある。網膜芽細胞腫が疑われる場合は、眼球エコー検査や網膜検査、CT、MRIなどの検査を受ける必要がある。

網膜芽細胞腫は早期に治療を開始するほど、視力を温存できる可能性が高く、腫瘍が小さい場合はレーザー治療も可能といわれている。前述の事例のように化学療法や放射線治療が行われることもある。治療後、視力の回復が見込めないような状況では、癌の転移を防ぐために眼球を摘出しなければならない場合もあるという。

織田昌大
織田昌大

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