
英国で、歩行中に口に入った葉を吐き出した80代の男性が、250ポンド(約5万円)の罰金を科される出来事があった。
10日(現地時間)、英紙「ガーディアン」と英「BBC」によると、ロイ・マシ氏(86歳)はリンカンシャー州近郊を歩行中、口に入った葦の葉を吐き出した際、地域の取り締まり員から罰金を科されたことが報じられた。
この出来事は、マシ氏の娘フィッツパトリック氏が交流サイト(SNS)のフェイスブックに投稿した内容で明らかになった。
投稿によると、マシ氏は湖畔を歩いていた際に葉を吸い込み、窒息の危険に直面した。重度の喘息と心臓病を抱えており、咳き込んで葉を吐き出したという。
その直後、地域の取り締まり員が対応し、「唾を吐いて法令に違反した」として250ポンドの罰金を科したとされる。マシ氏は吐き出したのが葉であることを示し事情を説明したが、取り締まり員は応じなかったという。
マシ氏は当初250ポンドの罰金を科されたが、控訴の結果、150ポンド(約3万1,258円)に減額され、これを支払ったとされる。
リンカンシャー郡議会のエイドリアン・フィンドリー議員は、「他の住民からも同様の報告を受けている」と述べ、取り締まり員の対応が過度だと指摘した。
同議員は、「理由を問われず罰金を科されれば、訪問者はリンカンシャーを再訪しようとは思わないだろう」と述べ、罰金適用に際して裁量を働かせるべきだと主張した。
一方、イーストリンジー区議会は、「取り締まり活動は厳密に監督されており、パトロールは特定の集団を対象としたものではなく、差別的ではない」と主張した。
同区議会のマーティン・フォスター運営サービス担当議員は、「議会は不法投棄や不法廃棄物、犬に関する違反行為などの取り締まりデータを厳密に管理している」と述べた。
さらに、「最終的な目的は、住民と訪問者が清潔で安全な環境を享受できるよう、行動の改善を促すことだ」と説明した。

















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