人間の限界を超えたロボットたちの疾走が北京の都心を沸かせた。
19日(現地時間)の午前、中国・北京の亦荘通明湖公園で開催された「第2回人型ロボット・ハーフマラソン」で、中国のスマートフォンメーカーであるオナー(Honor)のロボット「閃電」が人間の世界記録を約7分短縮して優勝を果たした。
今回の大会は、外部からの信号に頼ることなく、ロボットが内蔵されたマルチセンサーシステムのみで自律走行する技術力を検証する場となった。
天工、Unitreeといった中国を代表的するロボットメーカーや研究機関など、計105チームが自律走行と遠隔操作部門に分かれ熾烈なスピード競争を繰り広げた。特に遠隔操作モデルには、記録に対して1.2倍の重みを加算するペナルティを適用し、ロボットの自律的な判断能力を高めるよう促した。

自律走行グループで出場した「斉天大聖」チームの閃電は50分26秒の記録でゴールを通過した。これは100mを14秒台で駆け抜ける速度であり、人間のハーフマラソンの世界記録である57分20秒より約7分も早いタイムだ。独自の視覚カメラやLiDARなどを利用して、上り坂と22か所の曲線区間が混ざった複合コースを自ら判断して完走した点で、中国の「ロボット崛起」の実力を証明したと評価されている。
昨年は多くのロボットがバランスを崩して転倒したが、今年は一層安定した歩行と関節制御能力を見せた。
遠隔操作グループの「破風閃電」チームのロボットは48分19秒で最初にゴールに到着したが、1.2倍のペナルティが適用され、最終的な優勝は自律走行モデルが獲得した。参加したロボットたちはマントを羽織ったり、ハチマキを巻いたりするなど、個性豊かな姿で観客の声援を浴びていた。
また、一部では技術的な課題も明らかになった。走行中に電源装置の異常で転倒したり、方向制御に失敗して逆走し、他のロボットと衝突しそうになる危うい場面も見られた。
酔ったようにふらつくロボットや、突然歩行モードに切り替わるロボットもいたが、現場を訪れた数百人の国内外の記者やインフルエンサーたちは、ロボットが見せた飛躍的な進化の速さに何度も感嘆の声を上げていた。













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