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「ガソリン価格が高い時期ほど使う理由は明確だ!」クルーズコントロールで年間の給油費が激減する

山田雅彦 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

ガソリン価格の上昇が家計に影響を与えるなか、運転習慣を変えるだけで年間の給油費を大幅に削減できる。要点は急加速・急ブレーキを控え、一定の速度を維持することだ。その実現を手軽に助けてくれる機能がクルーズコントロールである。

コンシューマー・レポートの自動車専門家マイク・クインシー氏は「ガソリン価格が高い時期ほど、クルーズコントロールを使う理由は明確だ」と語り、「この機能は一定速度を維持するのに有効だ」と述べた。

クルーズコントロールは高速道路の長距離走行時だけに使う機能と見なされがちだが、実際には日常の走行でも燃費向上に役立つ。

一定の速度が燃費を向上させる

燃料消費を抑える最も基本的な方法は、速度を一定に保つことである。速度を頻繁に上下させると、エンジンへの負担が増し、燃料消費も増加する。

一方、一定の速度でスムーズに走行することで、無駄な加減速を抑えられる。クインシー氏は「燃費を向上させるには、不規則な運転よりも一定速度を維持することが重要だ」と述べた。

コンシューマー・レポートは普通乗用車と小型SUVを対象に、時速88km・105km・121kmでの燃費を比較した。その結果、時速105kmから88kmに速度を落とすと、乗用車は約2.6km/L、小型SUVは約3.4km/L燃費が改善することが確認された。

速度を少し抑えて一定に保つだけで、燃料消費を削減できるということだ。

スムーズな運転だけでも燃費改善

米国自動車協会(AAA)も同様の知見を示している。安定したスムーズな走行により、渋滞区間では燃費を10〜40%、高速道路では15〜30%改善できるとしている。

燃費向上の要点はシンプルだ。急発進せず、不必要にブレーキを踏まず、できるだけ一定の速度で走行することに尽きる。

クルーズコントロールはこのプロセスを支援する。ドライバーがアクセルを絶えず操作しなくても、車両が設定速度を維持するため、速度変動が抑えられる。高速道路のように流れが安定した区間では特に効果的だ。

アダプティブ・クルーズ・コントロールは渋滞区間でも有用

最近の車両に多く搭載されているアダプティブ・クルーズ・コントロールは、より高度な機能といえる。単に速度を維持するだけでなく、先行車との車間距離をセンサーで検知し、自動的に加減速する。

一部の車両では停止・発進支援機能も備える。先行車が停止すると自車も停止し、再発進すると追従して走り出す仕組みだ。カメラとレーダー、あるいはその両方を組み合わせて先行車との距離を判断する。

クインシー氏は、初めて使用するドライバーは多少の不安を覚えるかもしれないと指摘する。停車中の先行車に向かって自車が近づく状況で、システムが適切に反応するか不安になることがあるためだ。しかし機能に慣れれば、渋滞時の運転疲労を軽減する効果があると述べた。

自分の車に搭載されているか確認するには取扱説明書から

アダプティブ・クルーズ・コントロールはメーカーごとに呼称が異なる。同じ機能でも、メーカーによって「スマートクルーズコントロール」「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」「アダプティブクルーズアシスト」など、さまざまな名称が使われている。

そのため、自分の車に搭載されているかを確認するには、取扱説明書を参照するのが確実だ。搭載されている場合は、先行車との車間距離の設定方法も合わせて確認しておきたい。

アダプティブ・クルーズ・コントロールは車両によって先行車との間隔を短くしたり長くしたりと調整できる。初回使用時は余裕のある車間設定から始め、自分に合った距離感をつかむとよいだろう。

機能に依存せず補助装置として活用すべき

クルーズコントロールとアダプティブ・クルーズ・コントロールは、燃費向上と運転疲労の軽減に役立つ機能だ。ただし、あくまで運転を補助する装置である。

道路状況は常に変化し得るため、システムがあらゆる状況を完璧に判断できるわけではない。ドライバーは常に前方への注意を怠らず、必要に応じて自らアクセル・ブレーキを操作できる状態を維持しなければならない。

給油費を抑えたいなら、まず運転習慣を見直すことが先決だ。急加速・急ブレーキを控え、速度を一定に保つだけで、燃料消費を着実に削減できる。

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