
スリランカで、野生のゾウに火をつけ、その様子をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿した男3人が18日(現地時間)、逮捕されたと英紙「デイリー・メール」が報じた。
男らは無抵抗の状態にあったゾウに火を放つ様子を撮影していた。拡散された映像には、ゾウの前脚や尾に火が燃え移り、激しい苦痛の中で地面を転げ回る姿が映っており、SNS上で急速に広まった。
野生動物管理当局は、問題のゾウは先に銃で撃たれて負傷した後、火をつけられたと明らかにした。獣医師らが救助を試みたものの、ゾウは最終的に死亡したという。
容疑者らは、首都コロンボから北へ約200キロ離れたアヌラーダプラ地区で逮捕され、事件に関する追加調査が行われる24日まで拘束される予定だ。
スリランカでは、ゾウは神聖な動物とされ、法律によって保護されている。ゾウを密猟した場合、法的には死刑判決が下される可能性もあるが、1976年以降、死刑は執行されておらず、多くは終身刑に置き換えられている。
今回の事件は、今年初めにスリランカで旅客列車がゾウの群れと衝突し、6頭が死亡した事故に続き、野生ゾウ保護をめぐる懸念を再び強めている。当時、ミネリヤ野生保護区周辺では、子ゾウ4頭と成獣2頭が命を落とした。
近年、人間とゾウの衝突は深刻化しており、過去5年間で毎年約400頭のゾウと200人が命を落としている。専門家らは、ゾウの生息地破壊によって食料を求めて村落に出没するケースが増えていることが主な原因だと分析しており、その過程で列車との衝突や、農作物被害を理由に住民から攻撃を受ける事例が繰り返されていると指摘している。















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