「欧州がついに動いた」ロシアのミサイル脅威に対抗…ウクライナと作る“新たな防衛の壁”

欧州9か国とウクライナは、ロシアの脅威などを背景にする安全保障環境への対応として、弾道ミサイル防衛能力の強化を目的にした対弾道ミサイル防衛システム「フレイヤ」を創設することにした。エリゼ宮(フランス大統領府)は13日(現地時間)の声明で、関連国がパリで会合を開き、この方針で合意したと明らかにした。
エリゼ宮は「欧州を守るためには、将来のミサイルの脅威を抑止し無力化できる統合ミサイル防衛システムという包括的な解決策が必要だと考えている」とし、「こうしたシステムは、各国の共同の取り組みや技術の共有、そして信頼できる防衛産業協力を基に構築される」と説明した。対弾道ミサイル防衛システム「フレイヤ」には、フランスとドイツをはじめ、デンマーク、イタリア、オランダ、ノルウェー、スペイン、スウェーデンなど欧州9か国とウクライナが参加する。
これに関連してAFP通信は、フランスのエマニュエル・マクロン大統領が「ラファール戦闘機16機を2028~2029年にウクライナへ引き渡すほか、巡航ミサイルや精密誘導爆弾、アスター・ミサイルを現地で生産することにした」と報じた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、マクロン大統領など欧州の首脳と会談し支援を要請した。ゼレンスキー大統領は「十分な防御力を確保すれば、ロシアが戦争を冬まで引き延ばす理由が減る」とし、パトリオット・ミサイル300発の支援も求めた。彼は、欧州の多国籍部隊がパトリオット・ミサイルと同等の役割を担う対弾道ミサイル防衛システム「フレイヤ」の開発を支援することも強調した。
同日、パリでは、ウクライナ支援や戦後の安全保障のため2022年に発足した非公式の枠組み「有志連合」の首脳会議も開かれた。これに対し、ロシアは同枠組みを「戦争狂の連合体」と批判した。
















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