インド北東部で、生後わずか1年の男児がコブラを噛み殺すという信じがたい出来事が起き、現地で大きな反響を呼んでいる。

引用:ザ・タイムズ・オブ・インディア
引用:ザ・タイムズ・オブ・インディア

事件が発生したのは、ビハール州ベティアという小さな町。英紙『インディペンデント』やインド現地メディアによると、ゴビンダ・クマール君(1歳)は、自宅の外で遊んでいた際、体長60センチほどのコブラに遭遇した。恐怖にかられた彼は、まず石を投げて追い払おうとしたが、蛇はそのまま近づき、ゴビンダ君の手に巻きついたという。

驚いたゴビンダ君は、なんと自分の歯でコブラの頭部を噛みちぎり、体を真っ二つに引き裂いた。現場に駆けつけた祖母は、「手に蛇が巻きついていたが、すでに孫がその頭を口にくわえていた。あまりの力で噛み切られ、蛇はその場で絶命していた」と証言している。

このコブラは若い個体だったと見られているが、コブラは孵化直後から毒腺と牙が発達しており、その毒性は成体と変わらないとされている。

事件直後、ゴビンダ君は意識を失い、地元の保健所に緊急搬送された。その後、ベティア地域の医科大学病院(GMCH)に移されて治療を受けたが、医師によれば「コブラに噛まれていたが毒性は強くなく、治療のタイミングも良かったため命に別状はなかった」と説明している。

インドには約300種の蛇が生息し、そのうち60種が猛毒種とされている。蛇による被害は後を絶たず、ある学術誌の報告によれば、2000年から2019年の間に蛇に噛まれて死亡した人は100万人を超えているという。

つい先日も、パンジャブ州で11歳と8歳の姉妹が寝ている間に毒蛇に噛まれ、数分で死亡するという痛ましい事故が起きたばかりだ。

織田昌大
織田昌大

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