メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「実は住める惑星かもしれない…」スーパーアースが強力な磁場を持つ可能性

望月博樹 アクセス  

引用:ロチェスター大学レーザーエネルギー研究所(LLE)
引用:ロチェスター大学レーザーエネルギー研究所(LLE)

地球が存在する宇宙空間は、生命体にとって危険な場所だ。絶えず太陽から強い放射線と高エネルギー粒子が放出され、宇宙の遠くで爆発した超新星も危険な粒子を放出する。しかし、私たちが無事でいる理由は地球を守るしっかりした防御膜である地球の磁場のおかげだ。

地球は実際には太陽系の岩石惑星の中で最も強い磁場を持つ。その秘密は大きな金属核だ。地球の核は内核と外核に分かれており、科学者たちは液体状態の地球外核が動くことによって「ダイナモ作用」によって強い磁場が生じたと考えている。

このような強い磁場がない火星の場合、一時は暖かい海と厚い大気があった痕跡はあるが、現在は寒く乾燥した砂漠のような環境になっている。科学者たちは地球よりも小さいため、火星に強い磁場が形成されず、水と大気をほとんど失い乾燥した砂漠の惑星になったと見ている。

天文学者たちは、同じ現象が他の系外惑星でも起こるのかを研究してきた。系外惑星に地球のように生命体が住むためには大気と海を守る強い磁場が必要であるため、これは外惑星の生命体存在可能性を研究する科学者たちにとって重要な課題だ。

太陽系の事例を見ると、地球よりも大きな岩石惑星の場合、より強い磁場が生成される可能性があるように思われる。一方で、これに異論を唱える研究者もいる。地球より大きな岩石惑星であるスーパーアースの場合、むしろ外核が液体状態でないためダイナモ作用による磁場生成がうまく働かない可能性があると指摘されてきた。その場合、むしろ惑星のサイズが大きいだけで大気をうまく保護できず、地球のような複雑な生態系の進化に不利な条件である可能性がある。

ロチェスター大学の中島美紀教授の研究チームは液体状態の外核が存在しなくてもスーパーアース型外惑星に強い磁場が生成される可能性があるという研究結果を発表した。研究チームのモデルによれば、スーパーアースの深い内部マントルの下には溶岩の海(基底マグマオーシャン)が存在する可能性があり、これは電気的に導電性を持つ高圧状態の溶岩層で強い磁場を生み出せる可能性があるというのが研究の核心だ。

研究チームはこの仮説を検証するためにロチェスター大学レーザーエネルギー研究所でレーザー衝撃実験を行った。この実験を通じてスーパーアースのマントル層の下の極限圧力(数百GPa)と温度条件を再現し、液体状態の溶岩(マグネシウム、鉄、酸素などで構成)の電気伝導性を測定した結果、地球の外核に匹敵する導電性があることが示された。

同時に研究チームは量子力学的シミュレーションと惑星進化モデルを組み合わせ、溶岩がどれだけ長く導電性状態を維持できるか、そしてそれによってどれだけ強力な磁場が生成されるかを確認した。その結果、地球より3〜6倍以上大きなスーパーアースでは溶岩の海(基底マグマオーシャン)が地球の核よりも強力で長持ちする磁場を生成できることが示された。

この研究結果が正しければ、恒星に近づいて公転するスーパーアースの生命体存在の可能性が高まる。しかし、実際に厚い大気を持っているかどうかを知るためには高性能望遠鏡で詳細に観測する必要がある。現在人類が持つ最も強力な望遠鏡であるジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡でも容易ではない。

しかし科学者たちは現在可能な技術的手段をすべて動員して外惑星の生命体存在可能性を検証し、第二の地球がどこにあるのかを探るために研究を止めることはないだろう。

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「給料は増えないのに、食費だけ高くなる」…食品2万品目値上げへ、家計直撃の現実
  • 「自殺目的」は作り話だったのか…女子高生殺害の23歳男、検察が見抜いた“本当の狙い”
  • 妻と娘が中にいる家を掘削機で破壊…酔った男の「離婚なら家ごと壊す」実行犯
  • 深夜2時にマンホールから7人が出てきて素早く着替え…ブルックリンの謎の集団は何者か?
  • 「記録的な現象になる可能性がある」国連が警告する数週間以内の"スーパーエルニーニョ"
  • グーグル、“蚊3,200万匹の放出”を推進…一体何事!?

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

おすすめニュース

  • 1
    トランプ大統領「イランのクウェート攻撃は米軍攻撃への反応だった」

    ニュース 

  • 2
    ロシアが報復空襲拡大、ウクライナ全土で死傷者続出

    ニュース 

  • 3
    「600km飛んで全て命中する」中国の中枢まで射程に収めるという“ミサイル”とは一体

    ニュース 

  • 4
    提示価格に数億円を上乗せしても現金購入…AI富裕層が買い漁るサンフランシスコ不動産

    ニュース 

  • 5
    米軍が対イラン封鎖強化、原油輸送船を無力化

    ニュース 

話題

  • 1
    中国製ミサイルで「米国最強の戦闘機を撃墜」し、大騒動を巻き起こした国とは

    ニュース 

  • 2
    米軍がイラン攻撃を撃退、報復でゲシュム島空襲

    ニュース 

  • 3
    ブラジル、経済主権を脅かす米国の「テロ組織」指定めぐり米当局と協議へ

    ニュース 

  • 4
    中東緊張で原油急騰、米株市場に売り圧力拡大

    ニュース 

  • 5
    これから東京でしたら大変なことに…観光客の“マナー違反”に、ついに対応へ

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]