
タイで一人の女性が夫の「第二夫人」を迎える結婚式を自ら主催した話が話題になっている。衝撃的だという反応がある一方で、「率直で成熟した関係」として肯定的な評価もある。
21日、バンコク・ポストなど現地メディアによると、15日タイのチャイヤプーム州バンノーンファイ村で、夫の二度目の結婚を祝う伝統婚礼が行われた。
行事の中心には最初の妻ユピン・タットタイさんがいた。現地で「ミア・ピ」(本妻)と呼ばれるユピンさんは、自ら結婚行列の先頭に立ち、伝統的な婚礼行列「カンマーク」を先導した。カンマークとは、新郎側が結納品を持って新婦の家まで練り歩くタイの伝統的な婚礼儀式を指す。
ユピンさんは現金30万バーツ(約146万円)と約168万円相当の金を贈り物として用意し、夫の二番目の妻オヌマ・ジャンペンさんに渡した。オヌマさんは現地で「ミア・ノン」(第二の妻)と呼ばれる。
結婚式には車両約10台と大型バイクのパレードが行われ、親戚や知人、村の住民が大勢参加した。儀式はタイで吉兆とされる午前9時9分に伝統的な方法で行われた。

ユピンさんは夫ウィサヌ・プランチャイヤプームさんと20年以上結婚生活を続けており、子供1人をもうけている。夫婦は音響機器事業やエンターテインメント関連事業を共に運営していると伝えられている。
ユピンさんは「オヌマさんを10年以上知っている」と述べ、「お互いに精神的な支えに乏しい環境で育ち、コミュニティの中で正式な配偶者として認められたいと思った」と説明した。続けて「隠すよりも公然と関係を認めることが噂や誤解を減らす道だと思った」と語った。
夫ウィサヌさんも「三人はこれから一緒に暮らし、愛と財産を公平に分ける」とし、「秘訣は愛と公正だ」と明らかにした。
タイは1935年に一夫多妻制を廃止し、現行法上、法的な結婚は一夫一妻制のみが認められている。しかし、一部の地域社会では事実上一夫多妻関係が続いている事例が存在すると知られている。
今回の話はソーシャルメディア(SNS)を通じて急速に広がった。ユピンさんが明るい表情で結婚行列を導く写真が話題を呼び、「理解できない」という反応と「不倫を隠すより公にする方が良い」という意見が飛び交っている。
















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