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「空の暗殺者」アジアへ本格展開!米軍、MQ-9A無人機を韓国に長期配備、北朝鮮と中国をにらむ新たな抑止力

望月博樹 アクセス  

【引用:米空軍】米軍が「空の暗殺者」と呼ばれる無人攻撃機MQ-9A「リーパー」を、今年9月から約3か月間、朝鮮半島に配備する見通しだ。MQ-9リーパーは2023年3月に初めて朝鮮半島に展開された後、米韓および日米韓連合訓練に1~2機ずつ訓練目的で参加したことはあるが、3か月程度の長期配備は今回が初めてだ。中国がドローン戦力を急速に拡大する中、対中牽制を念頭に置いた在韓米軍の役割変更に関連する可能性があるとの見方も出ている。21日、軍関係者などによると、米軍は今年9月からMQ-9Aリーパーを韓国の群山空軍基地に配備する計画だ。米韓空軍は昨年11月初めにMQ-9Aリーパーを動員し、初の米韓合同実弾射撃訓練を実施した。米軍のMQ-9Aリーパーと韓国空軍の高高度無人偵察機RQ-4B「グローバルホーク」が共同で仮想の挑発地点を攻撃する訓練だった。今回は数か月間リーパーが朝鮮半島に滞在し、韓国軍との相互運用性を高めると見られている。

【引用:米空軍】日本もMQ-9の海上型であるMQ-9B「シーガーディアン」23機を米国から2028年までに導入完了する予定だ。1月27日、英国の軍事専門サイト「ジェーンズ・ドットコム(Jane’s.com)」によると、海上自衛隊は海上哨戒機と対潜能力を大幅に強化するため、最長40時間滞空可能なゼネラル・アトミックス社のMQ-9B「シーガーディアン」無人機23機の導入を決定した。日本が2028年までにこれらを取得すれば、東シナ海における中国の水上艦艇や潜水艦に対する監視・偵察能力、そして有事の際の攻撃能力が大幅に向上する見込みだ。日本ではこれまで海上保安庁がシーガーディアン3機を導入・運用してきた。海上自衛隊は2023年3月からシーガーディアンの試験を開始するなど、無人哨戒機の導入を加速させている。無人機は有人機よりも長時間滞空が可能で、有事の際に人命損失なしで作戦を展開できる利点がある。ゼネラル・アトミックス社によると、MQ-9Bは全長11.7m、翼幅24mで、2020年にバグダード国際空港でイラン革命防衛隊の精鋭コッズ部隊を長年指揮してきたカセム・ソレイマニ司令官を暗殺したMQ-9A「リーパー」よりも大型だ。

【引用:米空軍】MQ-9Aリーパーは通常、北朝鮮指導部の除去や挑発拠点の破壊など「ピンポイント攻撃」のための対北朝鮮抑止力として評価されてきた。「死神(Reaper)」や「空の暗殺者」などの異名を持つ。MQ-9リーパーは空対地ヘルファイア・ミサイルやレーザーおよびGPS誘導爆弾を搭載し、精密攻撃や火力支援が可能だ。2020年1月、米軍がイラン革命防衛隊のカセム・ソレイマニ司令官を暗殺した際にも使用された。しかし、MQ-9Aリーパーは情報収集資産でもあるため、今回の配備には黄海(西海)に勢力を拡大している中国への対応という側面もあるとの見方が出ている。MQ-9Aリーパーは最高5万フィート(約15km)の上空で14時間滞空し、高性能の合成開口レーダー(SAR)や赤外線探知装置などを活用して昼夜を問わず監視・偵察が可能だ。悪天候下でも昼夜を通じて監視・偵察を行うことができる。

【引用:米空軍】中国は最近、黄海(西海)で違法構造物の設置、海上ブイの増設、航空母艦の訓練などを行っている。今年上半期には中国海軍艦艇が群山空軍基地から約142km地点まで接近したこともあった。MQ-9Aの作戦半径は通常1,100km前後とされている。群山を基点にすると、MQ-9の作戦範囲内には中国の北京、上海、杭州、青島などがすべて含まれる。MQ-9Aの配備は、先月米軍のA-10攻撃機24機がすべて退役した状況で行われる。A-10攻撃機は「タンクキラー」として北朝鮮の戦車に対応する役割を担っていた。日本がMQ-9Bなどドローン戦力の強化を急ぐ背景には、沖縄県周辺に頻繁に出現する中国のドローンの脅威がある。日本の南西諸島周辺で2024年4月から2025年3月までの1年間に確認された中国のドローンは30機で、2021年の4機から急増している。南西諸島は台湾海峡に近い地域であり、中国のドローンは主に台湾と日本の与那国島の間を通過している。中国が台湾を侵攻する場合、在日米軍の進入経路を牽制しようとする意図があるとみられている。

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