引用:トヨタ
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トヨタが、伝説的なミッドシップスポーツ「MR2」の復活を強く示唆している。

業界関係者によると、トヨタは最近、日本やオーストラリアを含む世界各国の知的財産庁に関連商標を相次いで出願した。具体的には、2025年12月に日本の特許庁が公開した公報により、トヨタが「GRMR2」の商標を申請していたことが判明。同時期にオーストラリアでは「GRMR-S」の商標も確認された。この動きは、GRシリーズの次なる展開として業界内外の注目を集めている。

トヨタはこれまでも様々な形で「MR2」の復活を匂わせてきた。特に注目されるのは、トヨタUSAが制作したオリジナルアニメシリーズ「GRIP(グリップ)」シーズン2だ。劇中のホワイトボードに「MR2Mk4(4代目MR2)」や「セリカMk8」といった未発表モデルの名前が記されたシーンが登場し、GR86、GRカローラ、GRスープラに続く「4番目のGRモデル」としての登場を予感させた。

また、近年発表されたコンセプトカーもこの推測を裏付けている。2021年に公開された「スポーツEV」や2023年の「FT-Se」は、典型的なミッドシップスポーツのプロポーションを纏っていた。さらに、2025年の東京オートサロンでは、新型4気筒2.0Lターボエンジンを座席後方に搭載した「GRヤリスM」というミッドシップハッチバックの試作車も公開されており、テストベッドとしての役割が指摘されている。

次世代「MR2」のパワートレインについては、「FT-Se」がバッテリーEV(BEV)だったことから電動化の可能性が高い一方、トヨタが開発を継続している高性能の内燃機関(ICE)を組み合わせたハイブリッド、あるいは400馬力級の新型2.0Lターボエンジンの採用も有力視されている。

1984年の初代発売以来、「ミッドシップ・ランアバウト・2シーター」の名が示す通り、軽量かつ手頃な価格で楽しめるスポーツカーとして人気を博した「MR2」。2007年に3代目の「MR-S」が生産終了してから約20年。佐藤恒治社長が「セリカ」の復活にも意欲を示していることから、往年のスポーツカーラインナップが再び揃うことへのファンの期待は最高潮に達している。

山田雅彦
山田雅彦

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