訪日外国人、3カ月ぶり減少…中国人客は56%急減

先月、日本を訪れた外国人観光客数が3カ月ぶりに減少した。特に日本との関係悪化が続く中国からの旅行客は前年比56.8%減と大幅に落ち込んだことが明らかになった。
日本政府観光局(JNTO)が21日に発表した4月の訪日外国人数は前年同月比5.5%減の369万2,200人だった。前年同月を下回るのは1月以来の3カ月ぶりだ。
中国からの旅行客は前年同月比56.8%減の33万700人にとどまり、5カ月連続の減少となった。背景には昨年11月に高市早苗首相が台湾有事への関与に言及したことを受け、中国で日本旅行の自粛ムードが強まったことがあるとみられる。
また、イラン戦争の影響を受けた中東地域からの観光客も前年同期比21.4%減の2万2,300人となった。
一方、英国、スペイン、イタリアなど欧州各国ではイースター休暇に伴う旅行需要が3月下旬に集中した影響で、4月の訪日客数は前年実績を下回った。
一方、韓国からの旅行客は87万8,600人、台湾からは64万3,500人となり、それぞれ前年同月比21.7%増、19.7%増を記録した。いずれも4月基準で過去最多となった。フランスからの旅行客数も月間ベースで過去最高を更新した。
日本政府は今年3月に策定した「観光立国推進基本計画」で2030年までに訪日外国人数6,000万人、消費額15兆円の達成を目標に掲げ、オーバーツーリズム対策などを進めている。
村田茂樹観光庁長官は前日の記者会見で、外部環境が変化する中でも目標達成に向け「より多くの国・地域から観光客を呼び込むため、政府として戦略的なプロモーションを進めていく」と強調した。















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