欧州連合(EU)が中国との貿易不均衡などを巡って強硬対応を示唆したことに対し、中国が直ちに反発している。
中国国営の新華社通信が30日に報じたところによると、中国商務省は同日発表した声明で、「欧州側が一方的に新たな貿易手段を打ち出し、差別的な措置を取るなら、中国側は断固として反撃し、有効な措置を講じて自らの利益を守る」と表明した。

商務省は「欧州側が世界貿易機関(WTO)の規則を順守し、自由貿易と公正な競争を堅持するとともに、保護主義と一方主義に断固として反対することを望む」と求めている。
続けて、「中国と欧州の意思疎通のチャンネルは円滑だ」と説明し、「双方は貿易・投資協議メカニズムの構築を模索しており、関連する対話を進める」と付け加えた。
そのうえで、「双方の指導者による共通認識を共に履行し、対話と交渉を通じて意見の相違や摩擦を適切に処理することを望む」と述べ、「これを通じて中国と欧州の貿易関係が安定的かつ健全に発展するよう促したい」との考えを示した。
今回の商務省声明では、昨年、中国と米国の貿易戦争が激化した際、中国が米国に向けてたびたび用いていた表現が目立っている。
これに先立ち、EU理事会の競争力理事会は29日、声明を出し、「重要なパートナーである中国との協力と対話は継続される」としつつも、「現在の対中貿易・投資関係は持続可能ではない」と強調した。同理事会は「経済と安全保障上の利益がますます密接に絡み合っている以上、両分野で強力かつ一貫した対応が求められる」と指摘し、中国との貿易不均衡問題は来月開かれる主要7か国(G7)首脳会議とEU首脳会議でさらに議論されると明らかにしている。













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