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「頼む、やめてくれ」…トラック運転手が声を大にして訴える乗用車のヤバい運転習慣

山田雅彦 アクセス  

引用:depositphotos
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一般乗用車を運転していると、大型トラックに圧迫感を覚えることがある。低速で走行する貨物トラックの後方に閉じ込められたり、後方から接近した大型トラックにぴったりと煽られたりする場面では特にそうだ。

しかし、こうした場面でも意識しておくべきことがある。乗用車のドライバーの一部の行動もまた、トラックのドライバーに大きなストレスを与えているという事実だ。特に乗用車側がトラックの大きさや構造上の限界を正しく理解しないまま走行している場合、双方にとって道路上のリスクはさらに高まる。

トラックのドライバーが最も頻繁に指摘する問題は、乗用車が大型トラックの広い死角の中で走行する行動だ。実際、大型トラックの死角は一般乗用車よりもはるかに広い。専門家は、大型トラックやトレーラーと同じ車線を走行する際は少なくとも9m以上の車間距離を保つよう推奨している。

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車間距離を保たずにトラックの後方へ接近して走行することは、乗用車同士の接近走行よりもはるかに危険だ。トラックのドライバーが後続車両の存在をまったく把握できないおそれがあるためだ。

高いボンネットと巨大なフロントグリルは、歩行者や自転車利用者に対してだけ危険なわけではない。こうした構造は車両の直前にも大きな死角を生じさせる。テスラのセミは、前方約6mの範囲を「ノー・ゾーン(No Zone)」と定義しており、この区間は前方がまったく見えないとしている。

側面の死角もかなりある。右ハンドル車であるトラックでは、運転席側(右側)には車線約1本分、助手席側(左側)には車線約2本分に相当する側方死角が生じる。自車がトラックの死角に入っているかを判断する最も簡単な方法は、トラックのサイドミラーに目を向けることだ。サイドミラー越しにトラックのドライバーの顔が確認できれば、相手からも自車が見えている可能性が高い。

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追い越しの場面ではさらに注意が必要だ。トラックのドライバーが特に危険視する行為の一つが、死角が広い左側(助手席側)からの追い越しである。

また、大型トラックの直前に急に割り込む行動も非常に危険だ。これは単に前方死角への侵入にとどまらない。追突事故に発展するおそれが高いためだ。大型トラックの制動距離は、乗用車や小型トラックと比較して最大40%長くなることがある。数メートルの車間しか残さない状態でトラックの直前に急に割り込むと、トラックのドライバーが衝突を回避するのは困難になりかねない。

こうしたリスクは高速道路に限った話ではない。一般道でも十分な旋回スペースを確保しなければ危険な状況が生じることがある。大型トラックは車体が長く回転半径も大きいため、交差点での右左折時に大きく外側へ膨らんだり、対向車線の一部を使わなければならないこともある。

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信号が変わりそうに見えても、周囲の状況を確認しながら冷静に対応することが求められる。青信号を見越してじりじりと前進すると、旋回中のトラックに車両の一部が接触する危険が生じかねない。

こうした行動を避けるべき理由は、単にトラックのドライバーに不快感を与えないためだけではない。危険な運転行動の最大の被害者は、むしろ乗用車のドライバー自身になるおそれがある。大型トラック関連の死亡事故で、トラック乗員の占める割合は約16%にとどまるとされている。

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