
Appleは自社の最新チップ「M4」を搭載し、性能を大幅に向上させた新型「iPad Air」を公開した。AI作業効率に直結するメモリ容量を大幅に増強し、最新の無線規格にも対応しながら、基本モデルの価格は前作と同水準に据え置き、コストパフォーマンスを高めている。
Appleは3日、M4プロセッサと拡張メモリシステムを搭載し、専門的な映像編集から高負荷ゲームまで対応できる性能とオンデバイスAI処理能力に重点を置いた新型iPad Airのラインアップを発表した。
新型iPad Airで最も大きな変化はM4チップ搭載による性能の飛躍だ。8コアCPUと9コアGPUを備えたM4モデルは、M3搭載の前モデルに比べ最大30%高速化され、M1搭載モデルと比べると性能は最大で2.3倍向上している。
特にグラフィック処理性能で大きな進化を遂げた。第2世代ハードウェアアクセラレーション対応のメッシュシェーディングとレイトレーシングをサポートし、M1搭載モデルに比べて3Dプロレンダリング速度は4倍以上に向上する。これにより、ユーザーはFinal Cut Proなどの専門映像アプリで高解像度素材を途切れなく編集でき、リアルなグラフィックのゲームも快適に楽しめるようになった。
AI処理能力も大幅に強化された。新型iPad Airは統合メモリを12GBに増量し、前作比で50%アップ、メモリ帯域幅も120GB/sに拡張された。16コアニューラルエンジンはM1比で3倍の処理速度を誇り、写真内テキスト検索や映像の背景除去などの複雑なAI演算をオンデバイスでスムーズに行える。
接続性も革新され、新型iPad AirはApple独自設計の無線チップ「N1」を搭載し、Wi-Fi7やBluetooth6に対応する。セルラーモデルには独自設計の「C1X」モデムを採用し、セルラーデータ性能は50%向上、モデムの消費電力は30%削減された。
標準搭載OSのiPadOS26は新型iPad Airの利便性をさらに高める。半透明素材の「LiquidGlass」デザインにより視覚的没入感を向上させ、再設計されたウィンドウ管理システムにより複数アプリをPCのように効率的に操作できる。さらに、横向きエッジに配置された1200万画素のセンターフレーム前面カメラは、ビデオ会議時に最適な構図を提供する。
専用アクセサリーとの相性も優れている。ハプティックフィードバックとバレルロール機能に対応する「Apple Pencil Pro」はもちろん、アルミ製ヒンジとファンクションキー列を備えた新型「Magic Keyboard」にも対応し、生産性を専門機器レベルまで引き上げた。
Appleは、半導体やメモリなど主要部品のコスト上昇にもかかわらず、新型iPad Airの価格を前モデルと同額に据え置いた。
11インチモデルはWi-Fi版が約10万円、セルラー版が約13万円から、13インチモデルはWi-Fi版が約13万円、セルラー版が約16万円から販売される。大学生向けの教育モデルはそれぞれ約9万円、約13万円から購入可能だ。ストレージ容量は128GBから選択でき、256GB、512GB、1TBも用意されている。カラーバリエーションはブルー、パープル、スターライト、スペースグレーの4色で構成されている。
Apple社ワールドワイドマーケティング担当で副社長のボブ・ボーチャーズ氏は「新型iPad AirはM4チップによる圧倒的な性能、驚異的なAI能力、そして革新的なiPadOS26の機能を備えており、初めてiPad Airを購入する人や新モデルにアップグレードする人にとって、最適なタイミングだ」と述べた。













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