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BYDがATTO 3を事実上の別物にした、前輪駆動から後輪駆動への「設計革命」

山田雅彦 アクセス  

【引用:BYD】コストパフォーマンスに優れる電動SUVとして評価されてきたATTO 3のアップデートモデルが公開された。本モデルは従来の改良の範囲を超え、フルモデルチェンジに近い設計変更が施されている点が特徴である。新世代の電動プラットフォームを採用し、従来の前輪駆動構成から後輪駆動ベースへと刷新されたことで、車両の基本性能、とりわけ走行安定性や加速特性の向上が期待される構成となっている。

【引用:BYD】パワートレインは後輪搭載の永久磁石同期モーターを採用し、出力は200kWおよび240kWの2仕様が設定される。これらのモーターは鄭州市の生産拠点で製造され、最高速度は190km/hと公表されている。バッテリーにはリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池が採用されるが、容量は現時点で非公開である。一方で、業界では第2世代ブレードバッテリーおよび高出力急速充電技術の導入が有力視されており、実用航続距離や充電効率の面での進化が注目される。

【引用:BYD】車体寸法は全長4,665mm、全幅1,895mm、全高1,675mm、ホイールベース2,770mmへと拡大され、車両重量は1,690kgとされる。これにより、従来のコンパクトSUVから一段上のセグメントへ移行したことが数値的にも確認できる。外装デザインはフロントフェイスを中心に刷新され、スリム化されたヘッドライトやシルバーパネル調グリルを採用。さらに下部には縦型エアベントと台形エアインテークが配置され、空力と冷却性能の両立を図っている。

【引用:BYD】装備面ではルーフ搭載型LiDARや前方レーダー、フェンダーカメラなどの先進運転支援センサーがオプションとして用意される。ATTO 3は欧州、東南アジア、オーストラリアなどで展開されるグローバル戦略モデルであり、今回のアップデートが既存モデルの後継に位置付けられるか、あるいは上位モデルとして併売されるかは明らかにされていない。ただし、短期間での継続的な新型投入という戦略から、BYDが量と技術の両面で市場主導権の確立を狙っていることは明白である。

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